"IoT(アイオーティー)"とは「Internet of Things」の略で、今までインターネットにつながれていなかった”Things=もの”をインターネットでつないで、離れた場所から操作したり、情報交換をしたりと、より便利に、より快適な暮らしにと期待できる新しい技術です。 IoTの技術は、製造業、農業、物流などあらゆる分野で活用されています。IoTの技術を住宅に取り入れた『IoT住宅』について商品と共にご紹介します。
玄関ドアとドアホン

YKKapの玄関ドア
車のように玄関ドアもキーレスがあります。YKKには『ポケットKey』と『ピタットKey』があり、どちらもキーレスで玄関のドアを開け閉めできます。
施解錠できるもの
ポケットKey ・・・リモコン、カードキー、シールキー、楽天Edyカード、スマートフォン※
ピタットKey ・・・ カードキー、シールキー、
※スマートフォンはおサイフケータイ®対応機種で楽天 Edy アプリインストール等が必要です
キーレスの玄関は鍵穴が見えないのでピッキングの抑制にもつながり、ポケットKey、カードキー、シールキーを使って解錠すれば、扉を閉めると自動で施錠する設定ができたり、解錠後25秒間ドアが開かなかったら再度カギが閉まるなど安心機能もついています。
ドアホン(別売品)と連動すればリビングから施解錠操作ができたり、スマートフォンやタブレットでインターネットと接続すれば、スマートフォンやタブレットがテレビドアホンになり、外出先から施解錠確認ができたり、来客対応ができたりします。
詳しくはこちら⇒YKKap『スマートコントロールキー』
また、戸締り安心システム『ミモット』(別売品)は、窓やドアのカギの締め忘れをスマートフォンに通知したり、外出先でも家族の帰宅のお知らせを通知したり、スマートスピーカーとつなげれば戸締り状況も確認できるそうです。(窓や玄関ドアにセンサーの取付が必要です。)
詳しくはこちら⇒YKKap 『ミモット』
エアコン

『シャープエアレスト』
シャープのエアコン
シャープの最新エアコンに、無線LANが内蔵されているものがあります。COCORO AIRというもので、インターネットとクラウドの人工知能(AI)とつないで提供するクラウドサービスです。
人工知能 は、エアコンが設置されている部屋が、設定温度までの到達時間から暖まりやすいのか冷えやすいのか、またエアコンのオン・オフの情報をもとに起きる時間や寝る時間など生活パターンはどうなのか、住んでいる地域の気象データを自動で取得し、外気温や湿度、日射量によりこれからお部屋の環境がどうなるのかなどを分析し学習するそうです。
”できること”としてホームページに掲載されているのが
・スマホで外出先からエアコンのオン・オフ、風量・風向、タイマー設定を操作
・留守中のお部屋が設定した上限温度と下限温度から外れたり、不在時に人を感知するとスマホにお知らせ
・AIで人の不在を学習し、その時間に部屋をプラズマクラスターで消臭
・クラウドのAIがお天気情報から数時間先の部屋の環境を先読みし、先回りして温度を制御
・電気代や省エネ情報をお知らせ など
詳しくはこちら⇒SHARP エアコン『COCORO AIR』
お掃除ロボット

iRobotのルンバ
ルンバは言わずと知れたお掃除ロボットです。部屋の状況を学習し、壁際の汚れから家具の下までお掃除してくれます。段差も感知し落下するのも自動回避。バッテリー残量が少なくなると自動でホームベース(充電器)に戻って充電し、充電後は残りのエリアを掃除してくれます。最新の機能では掃除が終わるとグリーンベースと呼ばれる自動ごみ収集機に本体のダスト容器のごみを自動で排出。ダスト容器30杯分のごみを収納できるので、ごみ捨ての手間が省けます。
スマートフォンにアプリを入れれば、どの部屋をいつ掃除するか清掃スケジュールも立てることが可能で、外出先からも操作が可能です。スマートスピーカーにも対応しており、スマートスピーカーに話しかけるだけで、清掃開始や停止など指示することができるそうです。
詳しくはこちら⇒iRobot ルンバi7+
スマートスピーカー

AIアシスタントを搭載しているスピーカー
スマートスピーカーは音声で指示すると、搭載されているAIが音声に答えてくれて、様々なサービスの操作ができるのが特徴です。音声で指示ができるので、小さいお子様やお年寄りなどパソコンやスマホなどの機器の操作が苦手な方でも使えます。
AIは「Googleアシスタント」「Siri」「Alexa」「Clova」などの種類があります。 「Googleアシスタント」 は名前のとおりGoogleのAIです。Googleの各種サービスと連携しています。「Siri」はAppleのAIです。iPhoneやiPadと連携ができ、「Alexa」はAmazon、「Clova」はLINEのAIになります。
どれにすればいいかは、どんなサービスができるのかを詳しく知る必要があります。例えば音楽を流したいとなると、自分が利用している音楽配信サービスはどこので、どのAIなら対応しているのか。また家電をスマートスピーカーで指示して動かしたい場合、その家電はどのAIなら対応しているのか。使っているスマホは対応しているのかなど。
また、機械本体もいろんな種類が発売されていているので悩むところです。音質にこだわるのか、デザイン重視なのか、マイクの性能がどうなのか、コストはどうなのか。など気になる箇所はたくさんあります。